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フォニックス

英語学習にはフォニックスを身につけよう!基本ルールや重要性を紹介

英語を身につけるのにさまざまなハードルがありますが、多くの方が苦手意識を感じているのが英語の発音です。英語の発音学習には、フォニックスを学習するのがオススメです。今回は、フォニックスの概要や基本ルール、フォニックスの重要性について解説していきます。

Contents

フォニックスとは

英語を勉強する子ども

フォニックスとは、英語の発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法です。そもそも英語圏の子どもに読み書きを教えるために活用されている方法であり、日本人でもフォニックスを学ぶことで、正しい発音を理解することができます。

日本人は「A(エー)」「B(ビー)」「C(シー)」とアルファベットを習いますが、フォニックスで読むと「A(ア)」「B(ブ)」「C(ク)」となります。フォニックスは日本人には馴染みがないため覚えづらいかもしれませんが、身につけることで正しい発音につながるのです。

アルファベットのフォニックス一覧

すべてのアルファベットをフォニックスで読むと、以下のようになります。

A:アB:ブC:ク
D:ドゥE:エF:フッ
G:グH:ハI:イ
J:ジュK:クL:ル
M:ムN:ンO:オ
P:プQ:クR:ゥル
S:スT:トゥU:ア
V:ヴW:ゥワX:クス
Y:ィヤZ:ズ 

日本で習う読み方とは大きく異なり、「ウ」のイメージが強い「U」はフォニックスでは「ア」です。実際、「umbrella」は「アンブレラ」と読み、英語の正しい発音はフォニックスを使うべきだということがわかります。

フォニックスの基本ルール

フォニックスを勉強する様子

フォニックスには基本のルールがあり、ルールを理解することでフォニックスを覚えることができます。フォニックスの基本ルールは、以下の4つです。

  • 1文字の母音
  • 1文字の子音
  • 母音のペア
  • 発音しない「E」

1文字の母音

「A」「E」「I」「O」「U」の1文字綴りの母音は、上記で紹介したフォニックス読み通り発音します。

  • A:ア 例)「Apple(アップル)」
  • E:エ 例)「Egg(エッグ)」
  • I:イ 例)「Ink(インク)」
  • O:オ 例)「October(オクトーバー)」
  • U:ア 例)「up(アップ)」

1文字の子音

英語の子音すべてにはフォニックスの音がついており、上記で紹介したルールが基本の音となります。

  • B:ブ 例)「Bed(ベッド)」
  • C:ク 例)「Car(カー)」
  • D:ドゥ 例)「Dog(ドゥッグ)」
  • F:フッ 例)「Foot(フット)」
  • G:グ 例)「Gain(ゲイン)」
  • H:ハ 例)「Hat(ハット)」
  • J:ジュ 例)「July(ジュライ)」
  • K:ク 例)「King(キング)」
  • L:ル 例)「Love(ラブ)」
  • M:ム 例)「Moon(ムーン)」
  • N:ン 例)「Next(ネクスト)」
  • P:プ 例)「Play(プレイ)」
  • Q:ク 例)「Quiz(クイズ)」
  • R:ゥル 例)「Regular(ゥレギュラー)」
  • S:ス 例)「Sun(サン)」
  • T:トゥ 例)「Titan(タイタン)」
  • V:ヴ 例)「Victory(ヴィクトリー)」
  • W:ゥワ 例)「What(ゥワット)」
  • X:クス 例)「Fox(フォックス)」
  • Y:ィヤ 例)「Year(ィヤー)」
  • Z:ズ 例)「Zoo(ズー)」

母音のペア

母音が連続して並んでいる場合は、さまざまなルールがあります。

<母音ペア①>
これらの母音の並びの場合は、最初の一文字目をアルファベット読みして、二文字目は読みません。

  • Ai:エィ 例)「Aim(エィム)」
  • Ay:エィ 例)「May(メィ)」
  • Ie①:アィ 例)「Die(ダィ)」
  • Ie②:イー 例)「Cookie(クッキー)」
  • Ea:イー 例)「Meal(ミール)」
  • Ee:イー 例)「Green(グリーン)」
  • Oa:オゥ 例)「Boat(ボゥト)」
  • Ow:オゥ 例)「Owl(オゥル)」
  • Ue:ユー/ウー 例)「Value(バリュー)」
  • Ui:ユー/ウー 例)「Suit(スーツ)」

<母音ペア②>
これらの母音の場合は、2つの文字が新しい1音を表します。

  • Au:オー 例)「August(オーガスト)」
  • Aw:オー 例)「Low(ロー)」
  • Oo①:ウッ 例)「Wood(ウッド)」
  • Oo②:ウー 例)「School(スクール)」
  • Oi:オィ 例)「Boil(ボィル)」
  • Oy:オィ 例)「Boy(ボオィ)」
  • Ou:アゥ 例)「Out(アゥト)」
  • Ow:アゥ 例)「Rainbow(レインボゥ)」
  • Ew:ユー/ウー 例)「View(ビュー)」
  • Ei:エィ 例)「Eight(エィト)」

発音しない「E」

母音+子音+eの並びの場合、最後「e」は前の母音をアルファベット読みして「e」は発音しません。

  • A-e 例)「Same(セィム)」
  • I-e 例)「Five(ファイヴ)」
  • O-e 例)「Home(ホーム)」
  • U-e 例)「June(ジューン)」
  • E-e 例)「These(ジーズ)」

フォニックスの重要性

ネイティブの先生

フォニックスを学ぶべき理由には、以下の3つが挙げられます。

  • 正しい発音ができる
  • 初めて見た英単語も読める
  • 英単語の綴りを予想できる

正しい発音ができる

フォニックスを学ぶことで、正しい発音を身につけることができます。アルファベット読みは発音と関連しないため、フォニックスを知らなければ誤った発音になってしまいます。発音だけでなく、正しい音を聞き取れる力も養うことが可能です。

初めて見た英単語も読める

フォニックスで音を知っていると、初めて見た単語でも正しい発音で読めるようになります。初めて見て読み方を知らない英単語でも、フォニックスのルールを使うことで大体の単語でも発音が可能です。自信をもって英語を読めるので、コミュニケーションの幅も広がります。

英単語の綴りを予想できる

フォニックスを理解していたら、音を聞くだけで単語の綴りを予想できるようになります。フォニックスの学習で英語耳が養われているので、リスニングにおいて相手の発音を鮮明に聞き取ることができるのもメリットです。

まとめ

フォニックスとは、英語の発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法です。フォニックスを学ぶことで、初めて見た単語でも正しい発音ができ、音を聞いて単語の綴りを予想することができます。フォニックスにはルールがあるので、ルールを把握することでフォニックスの理解に近づきます。

目白駅から歩いてすぐの場所にあるKYCS ENGLISH SCHOOLでは、子ども向けの英語教室です。フォニックスの歌やリズムに合わせたダンスなど、楽しく英語を学べるカリキュラムを取り入れているので、英語を自然と身につけたい方にはオススメです。興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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