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地球儀を持つ男の子

日本にいながら子どもをバイリンガルに育てるには?方法や注意点を紹介

グローバル化が進む昨今において英語は必須であり、子どもをバイリンガルに育てたいと考える方も多いでしょう。バイリンガルと聞くと帰国子女などをイメージする人が多いかもしれませんが、日本にいながらでも子どもをバイリンガルに育てることは可能です。今回は、子どもをバイリンガルに育てる方法や注意点について解説していきます。

Contents

バイリンガルとは

英語と日本語を話す女性

バイリンガルとは、2ヶ国語をシチュエーションにあわせて自由に使いこなせる人のことです。「読む
・「書く」・「話す」・「聞く」の4技能が同じくらい流暢であり、同等に使いこなせることがバイリンガルの条件だといわれています。日本でのバイリンガルの大半が、日本語と英語の2言語を話す人です。2言語以上を自由に使いこなせる人は、マルチリンガルと呼ばれます。

バイリンガルになることでたくさんの人とコミュニケーションを取ることができるので、広い視野をもてるようになります。英語が話せると世界中の情報にアクセスできるようになり、さまざまな角度から物事を考えられるのもメリットです。子どもをバイリンガルに育てることで、グローバル人材として育てることができます。

子どもをバイリンガルに育てる方法

英語のブロックとえんぴつ

バイリンガルにはさまざまなメリットがあるため、将来のためにもバイリンガルに育てたいという人は多いでしょう。子どもをバイリンガルに育てるには、以下の3つの方法が挙げられます。

  • 幼児期から英語に触れさせる
  • 英語を習慣化させる
  • 英語教室を活用する

幼児期から英語に触れさせる

帰国子女や日米ハーフの子どもにバイリンガルが多いのは、幼児期から英語に触れているからです。英語に触れることで耳と脳が英語に慣れ、日本語と同じように英語を話せるようになります。

幼児期から英語に触れさせるには、絵本の読み聞かせや子守唄がオススメです。普段の生活から英語を取り入れることで、「英語=勉強するもの」ではなく「英語=当たり前のもの」という認識になり、自然と英語が身につくようになります。

バイリンガルを目指す子どもが英語に触れるべき年齢に、制限はありません。日本語を理解できていない0歳の頃から英語で話しかけたり歌ったりすると、日本語と同じようにどんどん英語を吸収します。

英語を習慣化させる

子どもの脳は柔軟なので、新しいことをすぐに覚えるのは得意ですが、反対に忘れるのも早いです。英語を忘れずに脳に定着させるには、英語を習慣化させることが欠かせません。毎日同じ時間に英語の絵本を読み聞かせたり英語のアニメを見せたりと、英語に触れる時間をルーティーン化することで英語の習慣化につながります。

ただし、子どもが英語を嫌がったら無理やり触れさせることはやめましょう。子どもに英語を強制してしまうと、英語が嫌いになったり英語に苦手意識を感じさせたりする可能性があります。英語を楽しいと感じてもらわないと、バイリンガルへの道は遠のいてしまいます。英語を習慣化させるには、楽しむことを優先させましょう。

英語教室を活用する

質のいい英語に毎日触れるには、自宅学習だけでは不安という人も多いでしょう。そのような場合は、子ども向けの英語教室を活用することで、正しい英語を集中して浴びることができます。英語教室の中には0歳から通えるところもあり、英語の基礎を楽しみながら覚えられるのが魅力です。

親も一緒に英語を学べる教室もあるので、一緒に英語学習をすることで自宅学習の質も高まります。英語教室には週1回からのところや毎日通えるところなどさまざまな種類があるので、子どもの性格や生活習慣にあわせて、家族にあった英語教室を選びましょう。

子どもをバイリンガルに育てるときの注意点

Englishのポストイットと色鉛筆

子どもをバイリンガルに育てるにはさまざまなメリットがありますが、以下の3つの注意点を無視すると、日本語に影響を与えたりバイリンガルになれなかったりする可能性があります。

  • 日本語で話しかけるのを忘れない
  • 積極的にアウトプットする
  • セミリンガルにならないよう気をつける

日本語で話しかけるのを忘れない

バイリンガルは日本語と英語を自由に操ることができる人なので、英語だけでなく日本語も十分に話せる必要があります。大人がバイリンガルを目指すには英語だけを学べばいいですが、日本語も不十分な子どもがバイリンガルを目指すには、英語以上に日本語に触れさせることを意識する必要があります。英語だけに意識せず、日本語を第一優先に子どもと接しましょう。

積極的にアウトプットする

小さな子どもに英語を触れさせる手段は、どうしてもインプットが多くなります。しかし、インプットばかりでは本当に英語を習得できているか判断が難しいです。子どもが話せる年齢になったら、話したり書いたりするアウトプットの場を作ることが大切です。

アウトプットの機会を設けることで、「自分の英語が伝わる!」と自信にもつながります。子どもをバイリンガルに育てるには、インプットとアウトプットどちらにも意識しましょう。

セミリンガルにならないよう気をつける

セミリンガルとは、2ヶ国語どちらも理解できるものの、学習や複雑な表現ができない人のことです。セミリンガルになる原因は、日本語と英語どちらも中途半端に学習してしまうことが挙げられます。

セミリンガルになると日本語でも英語でも自分の言いたいことを表現できず、他者とのコミュニケーションがうまく取れない可能性が高くなります。学校での学習にもついていけないケースもあるので、セミリンガルにならないよう、日本語の基礎は固めながら英語も取り入れましょう。

まとめ

子どもの頃から英語に触れることで、日本にいながら子どもをバイリンガルに育てることができます。できるだけ毎日英語に触れる環境を作り、自宅学習だけでなく英語教室などをうまく活用しましょう。ただし、英語に注力しすぎると、日本語が疎かになったりセミリンガルになったりとさまざまなリスクがあるため、注意が必要です。

子どもをバイリンガルに育てるには、子ども向けの英語教室のKYCS ENGLISH SCHOOLをご利用ください。0歳から通うことができ、親と一緒のクラスと子どもだけのクラスどちらもご用意しています。サブスクリプション形式のプランもあるので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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