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英検4級の合格点は何点?レベルやオススメの勉強方法を徹底仮説!

子どもに目的をもたせて英語を勉強させたい場合、英検の合格を目指すのがオススメです。英検には7つの級がありますが、今回は英検4級について、試験内容や合格点、レベルやオススメの勉強法について解説していきます。子どもに英検を受けさせようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

Contents

英検とは

EASY HARDのブロック

英検とは日本最大級の英語検定試験であり、英検に合格することで入試や留学、ビジネスなど、さまざまなシーンにおいて英語力を証明することができます。英検には5級から1級まで7つの級があり、それぞれ試験内容や難易度、合格点や試験レベルが異なります。

英検はリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能をバランスよく測定することが目的であり、筆記試験だけでなくスピーキングテストや面接が実施されるのも特徴です。主に年に3回開催される一般的な英検と原則毎週開催される英検S-CBTの2種類があり、どの年齢でも好きな級の英検を受けることができます。

英検4級の概要

開かれた英語の辞書

7つのレベルがある英検のうち、今回は下から2番目のレベルである英検4級について、試験内容や合格点、目安レベルを解説していきます。

英検4 級の試験内容

英検4級は、一次試験とスピーキングテストの2種類があります。ただし、スピーキングテストは必須ではなく、合否や級認定の結果には含まれません。一次試験に落ちてもスピーキングテストは受けることができ、パソコンやスマートフォン、タブレットがあれば自宅でも受験可能です。

3級より難しくなると、二次試験であるスピーキングテストが必須となります。そのため、英検3級以降のステップとして4級のスピーキングテストを受験するのもオススメです。それぞれの具体的な試験内容は、以下のとおりです。

■一次試験の試験内容

一次試験は、約35分のリーディングと約30分のリスニングから形成されます。リーディングは主に以下の4種類の問題が出題され、すべて正しい答えをひとつ選択する選択問題です。

  • 短文の語句、空所補充
  • 会話分の文空所補充
  • 日本文付き短文の語語句整序
  • 長文の内容一致選択

学校や電話など、身近な場面や状況での問題が出題されます。

リスニングテストもリーディングと同じ選択問題であり、以下の3種類の問題の出題が一般的です。

  • 会話の応答文選択
  • 会話の内容一致選択
  • 文の内容一致選択

リスニングは試験会場で音声が流れ、ほかの受験者と同じタイミングで問題を解きます。

■スピーキングテストの試験内容

スピーキングテストは、一次試験の合否に関わらず、誰でも受けられるテストです。試験会場に赴く必要がある一次試験と異なり、スピーキングテストは専用サイトから受験できるので、家からでも簡単に試験を受けることができます。

英検4級のスピーキングテストは約4分間で、以下の4つの種類の問題が出題されます。

  • 文章の音読
  • 文章についての質問回答
  • イラストについての質問回答
  • 受験者自身に関する質問回答

画面に英語の文章とイラストが表示されるので、上の3題はそれに関する質問回答です。最後は日常生活の身近な事柄に対して質問されるので、受験者の好きなように自由に回答します。

英検4級の合格点

英検は、合否だけでなくCSEスコアという点数が定められています。英検の合否はCSEスコアの点数によって決まり、合否発表の際にCSEスコアを見ることができます。合格点は級ごとに異なり、4級の合格点はそれぞれ以下のとおりです。

■一次試験の合格点

英検4級の一次試験の合格点は、1,000点中622点です。合格点は固定されるため、違う回に同じ級を受験したとしても明確な数値で比較することができます。合格点は技能ごとに均等に分配されており、英検4級の場合はリーディングが500点満点、リスニングが500点満点の計1,000点満点です。CSEスコアは統計的手法を用いて算出されているため、受験者自身が算出することはできません。

■スピーキングテストの合格点

英検4級のスピーキングテストの合格点は、500点中324点です。スピーキングテストは英検の合否に関係しませんが、CSEスコアを知ることでスピーキングのレベルを把握することができます。3級からは二次試験としてスピーキングテストが必須になるので、今後級をあげる準備として受験するのがオススメです。

英検4級の目安レベル

英検4級は、中学中級程度のレベルだといわれています。出題単語は、「tomorrow」「same」「busy」など、中学レベルの英単語ばかりです。英検4級は出題形式や内容が実用的になり、身近なトピックを題材にした読解問題もあります。小中学生の多くが英検4級を受験しているため、英語力を把握したい人は、一度受験してみてはいかがでしょうか。

英検4級の合格点レベルに達するための勉強方法

英単語を勉強する女性の手元

英検4級に合格するためには、以下の勉強方法をおこないましょう。

  • 単語や熟語を覚える
  • 長文読解に慣れる
  • リスニング対策をおこなう

単語や熟語を覚える

英検4級の英単語レベルは、約1,300〜1,400語レベルです。中学校で習う実用的な英単語が多いので、英検4級向けの単語帳などを活用して英単語を覚えましょう。語句の空所を補充する問題において1/3程度が熟語の知識に関する問題です。単語と同じように熟語も覚えることで、これらの問題をパスすることができます。

長文読解に慣れる

英検4級では長文が出題されるので、長文の対策をおこなう必要があります。英検は時間が制限されているため、時間内に長文を読解して回答する訓練が大切です。自分で学習するとついつい時間を気にせず回答してしまいますが、とくに長文読解対策は時間を意識しながら取り組みましょう。

リスニング対策をおこなう

リスニングは一次試験の約半数を占める出題数のため、リスニング対策もしっかりおこなうことが大切です。英語の文章に慣れていない人は英検までにたくさん英語の音声を聞き、耳を英語に慣らしておきましょう。カタカナに頼らず、単語や文を聞こえたまま復唱することで、英語の音声が聞き取りやすくなります。

まとめ

英検は英語力を証明するための英語検定試験であり、英検4級は中学中級レベルの試験内容です。今回紹介した試験内容、合格点、目安レベルを参考に、合格点を上回るよう効果的な勉強法をおこないましょう。

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