1月 23 2024

1歳児でも英語を学ぶことはできる？学習方法やメリット・注意点とは

子どもが1歳を迎える段階で、教育のことを考えはじめる方は少なくありません。とくにグローバルなコミュニケーションに欠かせない英語は、早い段階から学ばせたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、日本語もままならない1歳の子どもに英語を学ばせるべきか、悩んでしまいますよね。そこで今回は、1歳児からの英語学習における学習方法やメリット・注意点について解説していきます。

Contents

1歳からの英語学習は早い？

1歳は言葉を理解しはじめる歳であり、簡単な言葉であれば話しはじめる子どもも多いです。そのような年齢のタイミングで英語を学ばせることは、日本語への学習にデメリットになるのではと考える人も少なくありません。しかし、英語学習は1歳からはじめるのがオススメです。理由やメリットを見ていきましょう。

1歳は英語の勉強をはじめるのに理想的な年齢

1歳児は英語耳を作りやすいため、英語の勉強をはじめるのに理想的な年齢だといわれています。英語耳とは、日本語にはない英語の音やリズム、イントネーションを聞き取る耳のことです。英語と日本語は周波数が異なる言語であり、日本人は簡単に英語を聞き取ることができません。しかし、1歳児は柔軟な耳をもっているため、英語の音をそのまま吸収できるのです。

さらに1歳児は、身近な人の動作や仕草を真似するのが上手になる歳でもあります。その段階でネイティブの英語を聞くことで、英語らしい発音ができるようになるのも1歳児から英語学習をはじめるメリットです。また、1歳には「勉強」という概念がないため、楽しみながら英語を身につけることができます・

環境が整っていれば日本語への悪影響はない

1歳児から英語学習をはじめると、気になるのが日本語への悪影響ではないでしょうか。しかし、普段の生活で日本語に多く触れる環境があれば、日本語への悪影響を心配する必要はありません。

反対に、1歳から英語に触れることで、日本語の上達も早くなるという調査結果もあります。コミュニケーション能力の伸びにも影響があるといわれており、1歳からの英語学習は英語・日本語双方にいい影響を与えるのです。

1歳児にオススメの英語学習方法

効果的な英語学習には、レベルにあった学習方法を選ぶことが大切です。ここからは、1歳児にあったオススメの英語学習方法を3つ紹介していきます。

英語の歌や手遊びを取り入れる
英語音声付きの絵本を読む
身近なものの英単語を知る

英語の歌や手遊びを取り入れる

1歳は英語の音を吸収しやすい時期であるため、耳から英語に触れる歌や手遊びがオススメです。1歳児は長時間集中できないため、楽しく感覚的に英語を学ぶ効果もあります。歌や手遊びをおこなうことで、英語の音だけでなくリズムを身につけることもできます。子ども向けの英語の歌は比較的簡単な英単語や単調なメロディーのものが多いので、親と一緒に楽しむことが可能です。

英語音声付きの絵本を読む

ネイティブ英語を聞かせることで、子どもの英語耳を養うことができます。しかし、1歳児は音声だけでは集中できず、アニメを見せるのも推奨されていません。そこでオススメなのが、英語音声付きの絵本です。意味を理解できなくても、英語特有の音やリズムを吸収できます。

身近なものの英単語を知る

1歳は言葉を理解しはじめる時期なので、「犬」や「車」などの簡単な単語であれば理解できるようになります。絵本などを使ってイラストと一緒に英語を学ぶことで、効果的に英単語を覚えることができます。上記で紹介した英語音声付きの絵本を活用することで、ネイティブ音声と一緒に単語を覚えることも可能です。

1歳児が英語を学ぶときの注意点

1歳は英語を勉強するのに最適なタイミングですが、デリケートな時期でもあるので、以下の3つに注意しながら英語学習をはじめましょう。

英語＝楽しいと感じてもらう工夫をする
親子一緒になって楽しむ
無理に英語を覚えさせようとしない

英語＝楽しいと感じてもらう工夫をする

1歳児の英語学習でもっとも重要なのが、英語を楽しいと感じる気持ちを養うことです。この段階から英語に対して苦手意識をもってしまうと、将来英語を学ぶことが嫌いになってしまいます。1歳児の英語学習は集中して英語を身につけるよりも、歌や手遊び、ダンスなどを活用しながら英語を楽しんでもらうことを目的にしましょう。