子守唄を英語で歌おう!英語学習におけるメリットやオススメの曲を紹介
子どもがなかなか寝てくれないとき、子守唄を活用する人は多いですよね。そんな子守唄を英語で歌うことで、赤ちゃんにとってたくさんのメリットがあるのをご存じでしょうか。
今回は、英語で子守唄を歌うメリットやオススメの英語の子守唄、英語で子守唄を歌うときの注意点について解説していきます。将来的に子どもに英語を身につけてほしいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
英語で子守唄を歌うメリット
英語になじみがない人の中には、「英語で子守唄を歌うのはハードルが高い…」と考える人も多いかもしれません。しかし、子守唄を英語で歌うことで、赤ちゃんが以下のメリットを得ることができます。
- 英語耳を育むことができる
- なじみ深いメロディの曲が多い
- 親子のコミュニケーションが取れる
英語で子守唄を歌うメリット①英語耳を育むことができる
子守唄を通じて乳幼児から英語に慣れ親しむことで、英語耳の育成に効果的です。実は、赤ちゃんの耳は大人よりも優れており、どんな言語の音でも聞き分けることができます。しかし、その能力は生後6〜8ヶ月を過ぎた段階で失われてしまい、自分の周りで話される言語のみを吸収してしまいます。そのため、赤ちゃんの頃から英語に触れると、英語耳を育むことができるのです。
子どもの頃から英語の子守唄を聞くことで、英語に対する苦手意識をなくすことにもつながります。英語=楽しい歌というイメージをもつことができるため、英語そのものに興味をもつきっかけになる可能性が高いです。
英語で子守唄を歌うメリット②なじみ深いメロディの曲が多い
英語の子守唄は、簡単な英単語を繰り返し歌うものがほとんどです。意味も簡単なものが多いので、英語に自信がない人でも、すぐに日常に取り入れることができます。さらに、英語の子守唄は日本語でも歌われるものが多いのも魅力のひとつです。知っているメロディなので、新しく覚え直す心配もほとんどいりません。新しい歌を覚えるたびに、子どもだけでなく親の英語の学習機会も増えます。
英語で子守唄を歌うメリット③親子のコミュニケーションが取れる
子守唄は、親子のコミュニケーションを取るのに最適な手段のひとつです。赤ちゃんの顔を見ながら子守唄を歌うことで、赤ちゃんが安心するだけでなく、親も気持ちを安らげることができますよね。歌は子どもをリラックスさせる効果が高いといわれているため、なかなか寝ない子どもに子守唄を歌うことは有効なのです。
オススメの英語の子守唄5選
日本語の子守唄には、「ねんねんころりよ」や「シューベルの子守唄」などさまざまな種類があります。英語の子守唄にもたくさんの種類があり、日本人に親しみ深い曲も少なくありません。ここからは、オススメの英語の子守唄を5つ紹介していきます。
- Twinkle Twinkle Little Star
- Row row row your boat
- London Bridge is Falling Down
- Rock A Bye Baby
- Humpty Dumpty
Twinkle Twinkle Little Star
「Twinkle Twinkle Little Star」は、童謡「きらきら星」の英語バージョンの子守唄です。メロディは日本語版とまったく同じなので、英単語を当てはめるだけで歌うことができます。難しい単語もほとんどないため、すぐに実践してみましょう。子守唄としてだけでなく、手遊び歌としても楽しむこともできます。子どもが少し大きくなったら、手をひらひらさせながら一緒に歌ってみてください。
London Bridge is Falling Down
「London Bridge is Falling Down」は、日本では、「ロンドン橋落ちた」の童謡として知られている曲です。子ども向けのテレビ番組や幼稚園などで歌われることも多いため、子守唄を卒業した後も長く歌える曲である魅力があります。原曲はテンポが速いので、子守唄として歌うときはテンポを遅くして語りかけるように歌いましょう。
Rock A Bye Baby
「Rock A Bye Baby」は、イギリスの代表的な子守唄で、日本語に訳すと「ゆらゆら赤ちゃん」という意味合いの子守唄にぴったりな曲です。同じフレーズが繰り返し登場するため、英語が苦手な人でも歌うことができます。寝かしつけるときに、赤ちゃんを揺らしながら歌ってみてください。
When You Wish Upon A Star
「When You Wish Upon A Star」は、ディズニー映画のピノキオに登場する、「星に願いを」の英語バージョンの子守唄です。メロディになじみ深い人も多いので、初めての英語の子守唄にも挑戦しやすい曲だといえます。子どもの英語学習にはディズニーなどのアニメに触れることがオススメなので、小さな頃からディズニーの曲に触れておくといいでしょう。
Row row row your boat
「Row row row your boat」は、日本ではあまり聞きなじみのないメロディかもしれませんが、4小節だけと短くメロディも単調なのですぐに覚えることができます。日本人には聞き分けの難しい「R」や「L」の音が多く出てくるため、発音に気をつけながら歌うことで、英語耳の育成に役立ちます。歌詞に「Merrily」ボートを漕ぐように、ゆらゆらと赤ちゃんを揺らしながら歌ってみてください。
英語で子守唄を歌うときの注意点
子守唄を英語で歌うと、子どもにさまざまなメリットがあることがわかりました。英語の子守唄をさらに効果的にするには、以下の5つのポイントに注意しましょう。
- テンポに気をつける
- 同じ歌を繰り返し歌う
- 上手い・下手は気にしない
- 周囲の音を遮断する
- 熟睡するまで歌い続ける
英語で子守唄を歌うときの注意点①テンポに気をつける
今回紹介した子守唄には、本来はテンポが速い曲もあります。しかし、テンポが速い子守唄を選ぶと子どもが興奮してなかなか寝てくれない可能性が高いです。子守唄を選ぶ際は、子どもの心拍数に近いスローテンポの曲を選びましょう。そうすることで、リラックスした状態で眠りにつかせることができます。
英語で子守唄を歌うときの注意点②同じ歌を繰り返し歌う
一曲歌い終わっても寝てくれない場合は、曲を変えるのではなく同じ子守唄を歌い続けることがオススメです。同じ子守唄を歌うことで、リズムやメロディが安定するため、子どもがリラックスしやすくなります。毎日同じ子守唄を聞かせることで、子ども自身も眠る準備に入りやすくなります。
英語で子守唄を歌うときの注意点③上手い・下手は気にしない
「子守唄を歌いたいけど、歌が苦手…」という人も安心してください。子守唄に重要なのは、クオリティではなく歌声を聞かせることです。赤ちゃんには正しい音程がわからないため、上手い・下手は気にせず心を込めて歌いましょう。ただし、正しい発音で歌えば歌うほど子どもの英語耳に効果的なので、発音には意識することが大切です。
英語で子守唄を歌うときの注意点④周囲の音を遮断する
テレビなど周囲の音がうるさければ、子どもが子守唄に集中できずスムーズに眠ることができません。子守唄の目的は子どもに寝てもらうことなので、周囲の音を遮断して、なるべく静かな空間で子守唄を歌いましょう。音だけでなく、明るさや温度などにも気を配ってください。
英語で子守唄を歌うときの注意点⑤熟睡するまで歌い続ける
子どもが目を閉じたからといって、子守唄をやめてはいけません。目を閉じただけでは眠りが浅いことが多く、すぐにやめてしまうと目を覚ます可能性が高いからです。子どもは眠った後も子守唄に耳を傾けているため、熟睡すると感じるまで歌い続けましょう。
まとめ
寝かしつけに欠かせない子守唄は、英語で歌うことで子どもにとってさまざまなメリットを与えることができます。英語の子守唄と聞くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、なじみ深いメロディの曲も多いので、英語が苦手でもすぐに歌うことが可能です。今回紹介した子守唄と注意点を参考に、英語での子守唄を実践してみましょう。
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