子どもに英会話の必要性はある?理由や注意点・年齢別の学習方法とは
英語は、さまざまな国の人とコミュニケーションを取るために欠かせないツールのひとつです。では英語は、いつから学びはじめるのがいいのでしょうか。早い段階から英会話を学ばせたいけど、子どもに英会話の必要性はあるのか不安な方も少なくありません。今回は、子どもにとっての英会話の必要性が高い理由や英会話を学ばせるときの注意点、年齢別の学習方法について解説していきます。
Contents
子どもが英会話を習う必要性が高い3つの理由
英語は小学3年生からの必修授業であるため、わざわざ子どもの頃から英会話を学ぶ必要がないのではと感じる人も多いでしょう。しかし、小学3年生以前の子どもが英会話を習う必要性は高いといわれています。子どもが英会話を習う必要性が高い理由には、以下の3つが挙げられます。
- 英語に触れる時間を増やせるから
- 子どもの耳は柔軟だから
- 英語への苦手意識を減らせるから
子どもが英会話を習う必要性が高い理由①英語に触れる時間を増やせるから
英語が話せるようになるには3,000時間かかるといわれており、英語に触れる時間が長ければ長いほど英語が身近になります。現在では小学3・4年生で年間35時間、小学5・6年生では年間70時間英語を学習する時間がありますが、それだけでは大人になっても3,000時間にはおよびません。小学3年生になる前から英会話を習うことで、英語に触れる時間を少しでも増やせるようになります。
子どもが英会話を習う必要性が高い理由②子どもの耳は柔軟だから
子どもの耳は柔軟であり、音やリズム、イントネーションが日本語と異なる英語でも比較的聞き取りやすいといわれています。とくに3〜7歳の子どもは耳が急速に発達するため、それまでに英会話に触れておくことで英語の音を自然に吸収できる傾向が高いです。大きくなればなるほど耳の柔軟さは失われてしまうため、できるだけ早い段階から英会話に触れることで、リスニングや発音の力を伸ばすことができます。
子どもが英会話を習う必要性が高い理由③英語への苦手意識を減らせるから
小学校に入り急に英語学習がはじまると、触れたことのない言語に対する恐怖感や苦手意識が芽生えるかもしれません。しかし、小学3年生までに英会話を習っておくことで、そのような苦手意識を減らすことができます。英語の必修化がはじまるまでに「英語=楽しい」と感じておくと、それからの英語学習も楽しみながらおこなえるようになります。
子どもが英会話を習う際の注意点
子どもが英会話を習う必要性は高いですが、注意すべきポイントも存在します。以下の2つの注意点に気をつけることで、子どもの頃から英会話を習う際のデメリットが少なくなります。
- 英会話を無理やりさせない
- 日本語を話す時間もしっかり作る
英会話を無理やりさせない
英語を身につけてもらおうと、子どもが嫌がっているのにもかかわらず、無理やり英会話に通わせる行為はNGです。英会話を無理やりさせると「英語=嫌なもの」というイメージがついてしまい、英語が嫌いになってしまうかもしれません。子どもの頃の英会話は英語に興味をもってもらうことが目的なので、無理やりさせるのは避けましょう。
日本語を話す時間もしっかり作る
子どもの頃から英会話だけに注力してしまうと、ゼロリンガルになる可能性があります。ゼロリンガルとは、すべての言語が中途半端になっている人のことです。英会話ばかりに気を取られすぎると、日本語が疎かになる可能性があるのです。英語はもちろん、家では日本語で話す時間をしっかり確保することで、ゼロリンガルになることを防ぐことができます。
年齢別!必要性の高い子どもの英会話学習方法
子どもにオススメの英会話学習方法は、年齢によって異なります。ここからは、年齢別の英会話学習方法を見ていきましょう。
0〜2歳の英会話学習法
0〜2歳の子どもは聴覚が非常に優れている時期のため、耳を使ったアクティビティを中心に英会話をおこないましょう。音声付きの英語の絵本や英語の歌を活用することで、興味をもって楽しく英語に触れることができます。ただし、集中力が短くすぐに飽きやすい年齢でもあるため、一度飽きてしまったら無理やり続けることは避けましょう。
3〜5歳の英会話学習法
3〜5歳は好奇心旺盛で何にでも興味をもつ時期であるため、子どもの好きなものを使って積極的に英会話を取り入れましょう。たとえばディズニーが好きな子どもにはディズニーの映像、動物が好きな子どもには動物がたくさん出てくる絵本などがオススメです。子どもの英語学習はインプットとアウトプットが大切なので、習得した英語は実際に声に出したり家族で英会話したりと発信することも心がけましょう。
小学校低学年の英会話学習法
小学校低学年になると、ゲームなど刺激を与えながら英会話を取り入れるのがオススメです。英検など、目標を決めて英会話を学ぶのもいいでしょう。ただし、小学生になったからといって、勉強の強要は禁物です。あくまで楽しんでもらえるような、学習方法を選択することが大切です。
まとめ
英語の必修化がはじまる小学3年生以前の子どもであっても、英会話の必要性はあります。柔軟性の高い子どもの頃から習慣的に英語に触れることで、英語の苦手意識が薄まり楽しみながら学べる可能性が高いからです。ただし、無理やり英会話をさせるのは避け、日本語を話す時間をしっかり確保しながら、年齢にあった英会話学習方法を取り入れましょう。
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