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トリリンガルの女性

日本人でもトリリンガルになれる!バイリンガルとの違いや勉強法を紹介

世界にはさまざまな国の人がいて、海外の人とコミュニケーションを取るには、基本的に英語が欠かせません。しかし、こちらが英語を話せても相手が英語を話せない場合もあり、特定の国とのつながりが強い場合は英語に加えその国の言葉を覚えると便利です。今回は、3ヶ国語を話すことができるトリリンガルについて、概要やオススメの言語、トリリンガルになるための勉強法を解説していきます。

Contents

トリリンガルとは

クエスチョンマーク

トリリンガルは、3ヶ国語を話すことができる人のことです。トリリンガルは英語で表すと「Trilingual」で、トラ「Triangle(トライアングル)」のように「Tri」は3を表す言葉です。トリリンガルの言語は決まっておらず、多くの日本人の場合は母国語の日本語と世界共通ごとされる英語に加え、もう一言語話せるようになるとトリリンガルになります。トリリンガルは、世界人口のうち13%いるといわれています。

バイリンガルとの違い

バイリンガルは、2ヶ国語を話すことができる人のことです。英語で表記するとバイリンガルは「Bilingual」であり、「Bi」は2を表す言葉です。トリリンガルの世界人口が13%なのに対し、バイリンガルの世界人口は43%と約半数にのぼります。とくにヨーロッパでは約65%の大人がバイリンガルだといわれており、日本以外の世界では、多言語話すことが当たり前になっていることがわかります。

マルチリンガルとの違い

マルチリンガルとは、2つ以上の言語を話すことができる人のことです。英語で表記すると「multilingual」となり、「multi」は複数を表す言葉です。2ヶ国語はバイリンガル、3ヶ国語はトリリンガルという名称があるので、今は4つ以上の言語を話すことができる人のことをマルチリンガルと呼びます。世界で見ると、マルチリンガルの人口は約3%です。

トリリンガルになるメリット

トリリンガルになると3ヶ国語を自由に話すことができるため、コミュニケーションの幅が広がるのがメリットです。さまざまな国の人とコミュニケーションを取ることで、日本以外の文化の理解や柔軟な感性を得られます。インターネット上ではたくさんの国の情報を知ることができるので、トリリンガルになるとより多くの情報を得られることもメリットのひとつだといえます。

トリリンガルにオススメの言語

英会話を勉強する子供

日本に住むトリリンガルは、ネイティブ言語の日本語に加え好きな2ヶ国語を選ぶことができます。日本でトリリンガルになるのにオススメの言語は、以下の3つです。

  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語

英語

英語は世界共通語であり、ほとんどの人は英語の学習を目標とします。英語は世界でもっとも話者数が多く、英語を知っておけば世界中どこに行ってもある程度のコミュニケーションが取れます。日本でも英語は必修授業であるため、ゼロから覚える必要がないのも、英語を学習する魅力のひとつです。

中国語

中国はここ数十年で経済的に大きく成長しており、国際的な影響力をもつようになりました。日本国内には中国のインバウンド旅行者も多く、中国語を知っておけば、世界だけでなく日本でも役に立つ言語だといえます。日本企業の多くが中国と関わりをもっているため、将来ビジネスシーンでも活用できる可能性が高いです。

韓国語

日本のお隣の国の言葉である韓国語をトリリンガルの言語のひとつに選ぶ理由は、日本語と文法が同じだからです。さらに「約束」や「カバン」など同じ意味をもつ単語もあり、ゼロからでも日本人には覚えやすい言語だといえます。中国と同じく韓国のインバウンド旅行者も多いので、日本語でも活かすことができるでしょう。

日本人がトリリンガルになるための勉強法

how to learn? のブロック

日本人がトリリンガルになるには、以下の3つの勉強法を取り入れましょう。

  • 単語を覚える
  • 文法を身に付ける
  • 音読練習を積み重ねる

単語を覚える

コミュニケーションを取るには、語彙力は欠かせません。単語は覚えるしかありませんが、文字として覚えるのではなくイメージで覚えることで、暗記せずに右脳を使って覚えることができます。単語を覚える際に音声も一緒に取り入れることで、正しい発音を知ることも可能です。トリリンガルになりたい理由を考え、その理由に然るべき単語を優先におこなうことで、効果的な単語学習が叶います。

文法を身に付ける

文法学習には終わりがあるので、終わりを目指しながら基本的な文法を学習するとモチベーションを下げずに英語を勉強できます。自分に合った文法書をひとつ選び、何度も繰り返し解くことで基本の文法が身に付きます。インプットした文法は実際に使ってみて、身に付けられているかを確認しましょう。

音読練習を積み重ねる

コミュニケーションを取るには、リスニングとスピーキングが欠かせません。リスニング・スピーキング対策にはさまざまな学習方法がありますが、とくにオススメなのが音読です。声に出して英語の文章を読むことで、英語のかたまりを意識しながらそのままの順番で意味を理解するクセがつきます。正しい音声を聴きながら音読することで、英語のリスニング力と正しい発音で話すスピーキング力も高まります。

まとめ

トリリンガルとは3ヶ国語を話すことができる人のことで、日本人でも学習を重ねればトリリンガルになることができます。日本語に加え英語や中国語、韓国語など好きな言語を選び、今回紹介した方法を参考にトリリンガルになるための英語学習をおこないましょう。

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