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笑顔で勉強をする男の子

小学生で英検3級に合格しよう!勉強のポイントやスケジュールとは?

2020年から英語の授業が小学校から必修化になり、小学生からの英語教育が注目されています。英語教育の目標として英検を設定する人は多く、英語レベルに合わせて好きな級を受験することが可能です。今回は、英検3級の概要や小学生で英検3級に合格するための勉強のポイント、合格のためのスケジュールについて解説していきます。

Contents

英検3級の概要

手を挙げる小学生たち

国内最大級の英語能力試験である英検には、5級から1級まで7つのレベルがあり、英検3級は上から5番目のレベルの級です。まずは、英検3級の目安レベルや合格点、試験内容について見ていきましょう。

英検3級の目安レベル

英検3級は、中学卒業程度のレベルの英語試験です。使える英語の登竜門とされており、英検3級の対策をすることで、基礎力の定着や高校入試の対策につながります。小学生には難易度が高いですが、過去のデータを見ると英検3級の小学生の受験者は5%程度であり、そのうち半数以上が合格しています。

英検3級の合格点

英検は点数によって合否が決まり、英検3級の合格点は以下のとおりです。

  • 一次試験:1,650点中1,103点
  • 二次試験:550点中353点

ただし、英検の合格点は英検独自のCSEスコアで決まっており、正当数や正答率では合否が決まりません。CSEスコアは技能ごとにスコアを均等に配分しているため、1問あたりのスコアの影響は技能ごとに異なります。

英検3級の試験内容

英検3級は、リーディング・ライティング・リスニング力を測る筆記試験である一次試験と、スピーキング力を測る面接である二次試験の2つで構成されています。それぞれの詳しい試験内容は、以下のとおりです。

■一次試験

<リーディング>

  • 短文の語句空所補充
  • 会話文の文空所補充
  • 長文の内容一致選択

<ライティング>

  • 英作文

<リスニング>

  • 会話の応答文選択
  • 会話の内容一致選択
  • 文の内容一致選択

ライティング以外は3〜4つの選択肢から選ぶ選択問題で、ライティングは質問に対する回答を英文で書く記述式です。リスニングは放送回数が2回あるので、落ち着いて英語を聞き逃さないように集中しましょう。

小学生が英検3級に合格するための勉強のポイント

POINTのブックと時計

英検3級は小学生には難易度が高いため、ポイントを押さえた勉強が大切です。

単語

英検3級の合格は、たくさんの単語を知っている方が有利です。単語を知っていないと、長文を理解できず英作文も思ったことを書けないかもしれません。単語自体を問う問題もあるため、英検3級の合格には単語力がマストです。英検3級で必要とされている語彙数は2,100語といわれているので、単語帳などを使って効率的に単語を覚えましょう。

文法

英検3級は中学卒業レベルのテストのため、中学で習う英文法の基礎は押さえておく必要があります。小学生には知らない文法が出てくる可能性もあるため、文法力を中学生レベルまで高めておくことが大切です。現在完了形や関係代名詞、名刺を修飾する分詞など複雑な文法も多いので、基礎程度の文法力は身につけておきましょう。

長文読解

英検3級には長文問題もあるため、長文を読む集中力や内容を読解する理解力が求められます。さらに英検は出題パターンがある程度決まっているため、長文の出題形式を知っておくことで対策が可能です。小学生はすべての長文の設問を最後まで読む集中力が足りない可能性もあるので、質問と答えに関係ある箇所の文章だけを読むスキルを身につけるのがオススメです。

英作文

英検の英作文は英検3級から出題されるため、初めて英作文をする小学生も多いでしょう。英作文は形式を決めておくと書きやすいため、対策中からフォーマットを決めてそれに沿って答えていくのがオススメです。結論→理由の順番に、単語数に気を配りながら回答するトレーニングを重ねましょう。英作文は自分の考えを回答するため、普段から自分の思いを考える訓練を積むのも大切です。

リスニング

リスニング対策で大切なのは、英語の音声に慣れることです。英語には日本語にはないリズムやイントネーションが多いので、英語を知らないと聞き取ることができません。目で見たらわかる単語も耳で聞くと理解できない可能性もあるので、単語を覚えるときに一緒に音も覚えましょう。

小学生が英検3級に合格するためのスケジュール

授業を聞く小学生

小学生には難易度が高い英検3級に合格するには、計画的なスケジュールが大切です。ここからは、合格までのスケジュールを5つの段階にわけて紹介します。

  1. :過去問を解いてレベルを知る
  2. :単語の量を増やす
  3. :苦手分野の対策をおこなう
  4. :予想問題と対策を繰り返す
  5. :過去問を解いて英検3級に慣れる

1:過去問を解いてレベルを知る

英検3級の対策をおこなう前に、まずは過去問を解いて英語レベルを把握しましょう。過去問を解くことで、レベルだけでなく苦手分野を知ることもできます。過去問の点数が合格点から大きく離れている場合は、英検3級から4級にレベルを下げるか、細かい目標を立てて英検3級を目指すか検討しましょう。

2:単語の量を増やす

英語レベルを把握したあとは、英検3級の合格に欠かせない単語力を高めましょう。単語力がなければ、語彙問題や長文問題などさまざまな問題を解くことができません。英単語は音声でも聞いて、リスニング対策も一緒におこなうことが大切です。

3:苦手分野の対策をおこなう

英単語と並行して、過去問を解いてわかった苦手分野の対策もおこないましょう。どの分野の勉強も必要ですが、文法や長文読解、リスニングやライティングなど獲得点数が低い分野を集中的に勉強します。英検は4技能のバランスが重視されるので、得意分野を伸ばすよりも、苦手分野を解消してバランスを整えることが大切です。

4:予想問題と対策を繰り返す

分野ごとの対策をおこないながら、予想問題も定期的に解くことで英検3級の問題形式に慣れることができます。予想問題は過去問よりもレベルが低く設定されていることが多いため、過去問よりもまずは予想問題を解くことがオススメです。英検3級には予想問題のテキストが多くあるので、一冊終えるのを目標に予想問題を解きましょう。

5:過去問を解いて英検3級に慣れる

予想問題を解いたあとは、過去問を解き実践演習をおこないます。英検3級と同じ時間配分で解くことで、本番でもスムーズな時間配分が叶います。過去問を解いたあとはただ答え合わせするだけではなく、間違った理由を理解してその対策をすることが大切です。

まとめ

英検3級は中学卒業レベルの級のテストですが、小学生でも効果的な勉強をすることで合格することは可能です。今回紹介したスケジュールを参考に、ポイントを押さえた分野ごとの勉強を定期定期におこないましょう。

英検3級は小学生には難易度が高いため、自宅学習では不安な方は、英語教室の利用がオススメです。目白駅から徒歩すぐの場所にあるKYCS ENGLISH SCHOOLは、子ども向けの英語教室です。英検対策に強い少人数制を採用しているので、英検対策だけでなく本当の英語力を身につけることができます。興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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